ブログ版/不動産業界の歩き方
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ショートストーリー 面談
男は女のオフィスに通されて、勧められるまま椅子に座った。女は「飲み物はいかがですか?」と聞いたが、男は「いえ、おかまいなく。」と答えた。・・女は自分専用の椅子に座り、「・・それでは、本題に入りましょうか。」と言った。

男「早速ですが、ご自宅の査定価格についてご説明します。先日お伺いした際に隅々まで拝見させていただきましたが、建物に関してはかなり厳しいです。協会が推奨する価格査定マニュアルでは、耐久年数を超えても0円にはなりませんが、現実的には0円、もしくは解体費用分をマイナスとするケースが一般的です。

土地に関しては、いわゆる近隣相場をベースにして、物件の立地・利便性や面積・形状・環境・その他を細かく評価して流通可能な価格を算出しました。この価格査定は、いわゆる不動産鑑定とは違います。この3ヶ月程度で売却が可能と推測する参考価格になります。

売却を目的としていますので、売却が困難な場合、引き合い状況を見て、ある程度の値下げが必要と判断する事もあります。もちろん、売り出し価格の決定も、値下げの判断も所有者様が決断する事であり、我々仲介業者は助言する立場です。その助言を受けいれていただけるケースもあれば、困難なケースもあります。」・・・

男の話はしばらく続いたが、女は終始、笑顔でメモをとりながら男の話を聞いた。話が終わり、一息ついたところで、女は、「不動産営業って、たいへんな仕事ですね。」というと、男は「いやいや、どんな仕事でもたいへんだと思いますよ。」と謙遜した。結論は来週ということで、男は挨拶をして女のオフィスをでた。

女は椅子に座ったまま、険しい顔で自分の書いたメモを確認した。(男性・・・無職・・・生保・・delusional disorder? 薬物療法 必要・・入院?・・経過観察・・来週・・) しばらくすると、女は、男の名前が記載されたカルテにそのメモを入れて閉じた。

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