ブログ版/不動産業界の歩き方
「不動産業界の歩き方」管理人によるブログ版の業界解説書。不動産仲介業の現状と動向を解説します。不動産業界への就職や転職を目指す方、新人の方、必見の不動産ブログ!

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お客
〇有名ラーメン店がお客に「二度と来ないでくださいね」と言った事がネットで話題になり、「お客の自由か?」 「お客を選べるか?」・・的な議論に発展していますね。ま、この類の論争は、「法的な見解、拒否する権利」・・の道へ進むか、「道徳的・常識・慣習」・・による感情論に進むか?・・で、ゴールは違ってくるのかな。

客商売・・数多くありますが、少なくとも不動産屋はお客を選ぶ商売です。 不動産の賃貸、もしくは売買で、お客に取引を完結できる資質があるか?を見極める必要があるからです。 わかりやすくいえば・・借りたい!と言っても契約金が用意できるか?今後の支払能力があるか?・・により、断るケースがあるからです。

ただ、お客側にその認識が無い場合があるんですよ。その時ね・・すごく違和感があります。たとえば・・来店して、「物件探しているんだけど・・こんな条件の物件あるかな?あったら連絡して!」・・みたいなお客もいます。その時ね、(物件があっても、連絡するか?しないか?はコチラ側の判断だよ!アナタには紹介しないつもり・・)と心で思う事もあります。

お客は自分の希望条件を伝え、連絡してほしいとの要望・・しかし、お客自身が【取引できる証明】をしていないので、成功報酬の不動産屋としては、タダ働きのリスクが高いわけです。(そもそもお客なのか?)・・て話ですよ。

コンビニでは来店したすべての人がお客かもしれません。たとえ買わなくても、何か買える小銭くらいは財布に入ってるはずだからね。・・で、いろいろ検討した結果、買う商品がなかったから、何も買わずに帰った・・はセーフだと思います。

しかし、不動産屋の場合、物件を借りることができない人や、物件を買うことができない人も来店します。物件を気にいるとか、気にいらないとかの以前の問題であり、そもそも取引できない人なわけです。・・それも【お客様】と認定すべきか?店を訪ねてきた瞬間に、ビジネスとしての「お客様」なのか?・・難しいです。

ま、取引資格があるか?・・が判明するまでの間は取引希望者として、「お客様」とも考えられますが、ビジネスにおいて、取引当事者と仲介者で、明確な上下関係はないと思うんですよ。それぞれがぞれぞれの立場で自分の利益を追求するわけで、消費者だから「偉い」という概念こそが諸悪の根源かもしれません。

今は売買より賃貸のほうが審査が難しいです。売買は、大雑把にいえば、ヤクザ以外、「買えるお金があればOK」です。単純ですね。しかし、賃貸の場合・・賃料の支払い以外に、たとえば、アパート等の集合住宅で問題なく生活できるか?他の入居者に迷惑をかけないか?・・等の不動産屋目線での審査もあります。これは長年の経験が必要となるリスク回避能力です。

大手系では、来店した方にアンケートの記入をお願いしています。希望条件と個人情報の記入です。勤務先・年収等です。相手の要望も聞くけど、取引可能かの判断材料も提示してもらうわけです。そこで、お客が自分の希望条件だけ記入して、個人情報を記入しなかった場合・・「今はたまたま紹介できる物件がない」との理由で帰されます。サヨナラって事です。

一般的な商売では、消費者の立場が「お客様」で、「お客様は神様です。」と言ったバカのせいで、消費者が自らの立場を誤認した結果、お客を選ぶ不動産業は嫌われて不動産屋は昔からイメージが悪いのだと思います。 「お客様は神様」気分で、取引を断られた人は不動産屋の悪口を言いふらすから当然の流れかな。(笑)

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