ブログ版/不動産業界の歩き方
「不動産業界の歩き方」管理人によるブログ版の業界解説書。不動産仲介業の現状と動向を解説します。不動産業界への就職や転職を目指す方、新人の方、必見の不動産ブログ!

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タイムカプセル
〇大手系不動産仲介会社では、契約および決済を終えた際、関係書類を1つの封筒へ入れた後、会社が保管します。契約書や重説・付帯設備表・現況確認書・取引完了の確認書類や、登記事項証明・公図・測量図等です。その封筒の表には、売主名・買主名・物件名・価格・日付等を記入する決まりです。

それらの書類を入れた封筒は、その後・・なにもなければ開封されることはありません。しかし・・なにか?たとえば取引関係者からの問い合わせやトラブル等があった際に、当時の契約内容を確認するために必要となれば、その封筒から中の書類が出され、誰かが見ます。

誰が見るか?・・まずは社員ですが、契約担当者とは限りません。よほど温い会社でない限り、契約担当者(営業マン)なんか3年もすれば退社しています。(笑) 5年で支店長から事務員まで、支店の全員が入れ替わっているケースもあるくらいです。(笑)

ですから、取引完了後・・数年してから、取引関係者から取引について問い合わせがあった場合、対応するのは、その店を引き継いだ責任者です。店長とか所長とかね。

多くの場合、当時の担当者不在(退社後)の対応となり、現在に対応する責任者としては残された書類だけが味方です。書類が完璧でも当時の担当者がいないと、そこに付け込まれます。「あの時、担当者が言った!」とか「言わなかった!」とか・・ま、いろいろです。しかし、担当者が辞めた後では確認のしようがありません。

〇私は大手系の会社に在籍していた時・・取引の経緯経過を書いた書類をね、取引関係書類の中に残しました。契約になった経緯とか、問題点について説明した事や、相手の発言とか・・いつ?誰が?誰に?何を?どうしたか・・そんなかんじの事です。全ての取引が対象ではありません。

将来のトラブルを予感した取引・・問題のある取引・・契約書類には書けない内容の事実がある取引(取引関係者は納得しているケース)等です。(いつの日か、この紙が役立つ時がくるかも・・)と思いながら書いた書類です。

たとえば・・契約者の息子が、「先日に母が亡くなり、相続手続き中に物件の問題を知ったのですが、騙されたのでは?」・・との問い合わせに対して・・

「問題点については契約書類に記載されております。また、当時の契約担当者のメモが残っており、それらの問題について、お母様に何回も説明して、お母様も納得をされたようです。娘様も同席されたと書いてあります。その日時と場所も記録されています。」・・て対応ができるわけです。

ちなみに・・上司や本社の意向で急いで契約した取引のことも、取引の経緯で上司から指示された内容なども、自分を守るために書いてあります。ま、ご用心。(笑)

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