ブログ版/不動産業界の歩き方
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清算
〇不動産屋なら、地主さんや賃貸オーナーから、「ちょっと聞きたいんだけど」 「ちょっと相談したいんだけど」・・等の相談事がよくありますよね。ま、ある程度の顔見知りでないと気軽に相談はしないとは思いますが、その相談のほとんどが金になりません。

成功報酬・・これが原因。取引が成立しないと報酬を得られない報酬システム・・というか法律。もちろん不動産の売買や賃貸の仲介は成功報酬ですが、成約が前提でない相談事もあり、それって最初から無料が前提なわけです。

地主で何回も相談に来る人もいます。1回に1時間以上かかるケースもあります。セールス本にありがちな見解は、「親切に無料で対応していれば信頼関係が深まり、いずれは大きな取引を任される」・・てかんじだろうけど、現実的には・・そんなのないから。(笑)

地主と聞けばどのようなイメージを抱くか?人それぞれですが、私個人の経験では、「ズルくて、ケチで、裏切る」てイメージです。小さな雑用レベルの仕事は地場の不動産屋に押し付け・・後日、菓子折りを持ってくる人もいれば、缶ジュース1本の人もいます。その程度の扱いってわけです。

・・で、土地を売る等の大きな事案では、銀行や税理士ルートで大手系に依頼します。アパート建築等では、ほぼ99%、有名な会社へ依頼します。相続の際も同様でいつのまにか処理されます。・・で後から、「じつは売りました。」と連絡があるパターンです。

その際は、「今までありがとうございました。」と、お菓子をもってくるかも。30年の付き合いとか、先代からの付き合いでも・・1000円か2000円程度のお菓子をくれてやれば充分・・て扱いです。それが地主様 (笑) 

地主がシビアなら、不動産屋はもっとシビアにならないとね。もし、無料相談を引き受けて、そのお礼の菓子折りを受け取ったら、確実に「貸し借り」を清算したと思われます。無料相談を「貸し」にしたいなら、なにも受け取らない事です。

そして、「アナタが困って相談に来たから相談には応じた。アナタが困れば、これからも無料で相談にのります。菓子折りやジュース欲しさで相談に応じたわけではない」・・という内容を、柔らかい表現に直して伝えると良いです。

少し険悪な雰囲気になったとしても、「お菓子やジュースで清算できるほど安くはない」・・という事を理解させる事です。そうしないと、事あるごとに、「気持ちだけですが・・」と、菓子折りで心理的な貸しを「清算」されますよ。(笑) ご用心

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○たとえば、Vシネマでよくあるやくざの話。 建設会社の社長がヤクザの親分に困りごとの相談をして、カンタンに解決。社長さんは薄謝程度の謝礼金をもってお礼に行くと、「私は貴方が困って相談にきたから助けた。銭金が欲しくて助けたわけじゃないんだよ。」と断られる。

・・で、「それでは私の気がすみません。」といえば・・「それでは、いつの日か私が困った時、貴方に頼み事をするかもしれない。その時は助けてくださいね。」と言われる。そして、その日は必ず来ます。貸し借りの清算は高くつくって話。(笑)

心理的な貸し借りの清算を安く済ませようとする「心理」を読まれ、相手はそれをさせない事が重要だと熟知しているわけ。ご用心。

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