ブログ版/不動産業界の歩き方
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あいまいな話
〇ネットでいろいろ見ていると、よく目にするのが・・「事故物件」 ドラマの題材として取り上げられる事も多く、本当にあった恐ろしい話みたいな内容です。まるでブームが来ているのかと思うくらいネタにされています。不動産業者側から見た素人(一般人)の人達には、さぞかし面白いネタなのでしょう。

事故物件を題材にするストーリーでは不動産屋も登場しますが、大雑把に分けて、「不動産屋に騙されて告知されず住む」系と、「不動産屋に告知されたうえで格安で住む」系と、「不動産屋に頼まれて住む」系(事故後に誰かが住めば、その後は告知なしで貸せるって前提らしい)かな。

そもそも一番悪いのは事故物件にしてしまった者であり、自殺物件に関しては自殺した者が悪いんです。借主本人が自殺したなら一番悪いのは借主です。貸主は物件を事故物件にされてしまった被害者で、不動産屋にとっても迷惑な話ですが、そんな話はドラマでは語られません。

○事故物件の範囲みたいなものが広がりつつあります。心理的抵抗を受ける可能性がある「心理的瑕疵」の範囲は、昔は殺人とか自殺ってわかりやすいかんじでしたが、たとえば階段で転んだ事故死・・独りで死んだら孤立死・孤独死・・とにかく人が死んだら「怖い」で、心理的に嫌だってこと。

死体の発見までの日数で事故物件にするか?判断するケースが多いですが、その日数はあいまいです。そもそも検視結果もかなり幅があります。「推定:死後5日から10日」てくらい幅のある事も多いし、あいまいです。「心理的に嫌だ!」って人は死後1分でも嫌なわけで、時間の経過で判断する事自体、どうなのかな?と思います。

腐乱死体か否か?で判断するケースもありますが、ウジがわいていようが臭いがあろうが、それは当時の話で、清掃後に過去の臭いや過去のウジについて評価・判断してなんか意味あんのか?と思います。「心理的に嫌だ!」って人は変化(腐乱)のレベルなんか無関係で、部屋で死んだだけで嫌なんだと思いますよ。死体の状態で判定すること自体、無理があるんですよ。

物件の外に出てから死んだらセーフ・・てのも判例では認められないケースがあります。わかりやすくいうと・・アパートの室内で刺されて、部屋をでて廊下とか敷地で倒れて死んでもアウト。病院で死んでもアウト。スタート地点(原因発生)が「室内で刺されて・・」だからかな。

素朴な疑問だけど・・自宅で刺されて、隣の家に逃げ込んで、そこで死んだら、事故物件は1件かな?2件かな?それだったら、刺された本人は、刺される前に、「ここで刺すな!外にでて道路で刺してくれ!」ていうべきでしたね。(笑) 隣の家の人の立場なら、「死にそうなら、私の敷地に入るな!救急車呼ぶから道路で待て!」・・て言うしかないね。(笑)

○事故物件の判断は、法が明確でないため判例を参考に判断するわけですが、民事の判例は訴えがある事が前提です。たとえば事故物件に住んだ人が、その事実を知り、退去した・・で、その後、訴えて判決がでた流れですから、退去後に、「金を払わせよう!」と行動した結果なんですよ。その判例を参考にしているわけ。

「最強の弱者」の時代です。これも嫌!あれも嫌!・・と被害を訴えて勝訴した判例は日本全国に流れ、参考にされます。そのうち部屋でペットが死んでも事故物件扱いになる日がくるかもね。(笑) 

心理的抵抗がある・・知っていれば契約しなかった・・て被害が認められたら現実化します。小鳥の死はセーフだけど、犬・猫の死はアウト・・とか (笑) ま、ご用心。

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