ブログ版/不動産業界の歩き方
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プレゼントとか。そんな話
〇ネットで海外ドラマを見る機会が多く、もはやそれが趣味といえます。でね、以前から気になっている事があるんですよ。ま、国の文化とか価値観の違いもあるとは思うのですが・・

たとえば、米国のドラマで、クリスマスのプレゼントを渡すシーンで・・綺麗に包装された中身が・・贈り主が好きな本だったり、あるいは詩集だったり、とにかく「本」で、価格的には2000円くらいかな?・・でも、いくら心がこもっていても日本じゃ、受け入れられないよね。

最近みたドラマで、北朝鮮のシーンで、父がドーナッツみたいなお菓子を1つ、小さい子供にお土産で買って帰る・・子供は大喜び・・貧しい雰囲気の中、心が温まるシーンでしたが、たとえば、現在の日本で、ドーナッツ1個のお土産で大喜びする子供はいないよね。

海外の結婚式のシーンもドラマで見ますが、ネットで調べて見ても、たとえば米国で友人・同僚の場合・・現金でのご祝儀でも、ネットで「ほしいものリスト」を選んでもらう方法でも、100ドル前後みたいです。ま、1万円くらいですよ。 

もしも日本で結婚式でご祝儀1万円渡したら・・後で何を言われるか想像しただけで怖いです。死ぬまで「ドケチ」「非常識」って言われますね。(笑)

〇ずいぶん昔ですが、「プレゼントはブランドバック」という不動産営業がいました。結婚してから、誕生日やクリスマスなど、妻へのプレゼントは、妻が好きなブランドのバック等に限定したって話。10年経たず離婚したけどね。そもそもプレゼントって何だろね。

人に何かプレゼントをするって、意味があるはずだし、たとえば、感謝とか、愛とか、お礼とか、祝福とか、思いやりとか・・伝えたい気持ちがあるはずです。それなのに、無難な「常識」の型にはめると、無感情な物体になるのかも。気持ちなんか伝わらないし、気持ちが伝わらないなら、そもそもプレゼントの意味あるのかな。

でも、やっかいなのが、「もらう側」も無難な常識を求めていること。それプラス、金額が高いほど良いという評価・・だから、日本においては、相手にプレゼントやご祝儀を渡す際・・感謝とか祝福とか愛とかはぜんぶ無視でもOK。「常識的に、これくらいの金額が妥当」という考えだけで決めれば、すべて上手くいきます。

間違ってもクリスマスに、読んで欲しい本を送ったりしたらダメよ。日本では高ければ価値があり安ければ価値がない・・という考えしかないからね。海外ドラマを見ていると、日本の素晴らしい面もたくさん気がつくけど、悲しい面も気がつきますね。

〇現在、日本では、子供のプレゼントで「ゲーム課金」が人気です。奥さんが、「アナタ、この子、誕生日のプレゼントはゲーム課金がいいって。どうする?」 「いいよ。ガチャか?よくわからんけど、じゃ~5000円分だな。」・・なんてね。

高いか安いかはともかく、お菓子のお土産で大喜びする子供とか、それが健全な気がしますよ。でも、別の角度で考えてみると、その「健全な状態」を昭和生まれの人は知っているし、自分も知っている・・それは有意義ですね。

令和生まれの子供は、誕生日のプレゼントはゲーム課金・・そんな流れで大人になります。なにが間違っているかわかりませんが、なにか間違ってますよ。

〇仕事は金を稼ぐ手段・・不動産営業はとくに「金を稼ぐ」の色が濃い仕事です。でも、金を追い求めても、その先に幸せがあるわけではないです。ただ、金を失えば幸せも失うけどね。不動産営業は、それを実体験する人が多いから、それはそれで有意義かな。(笑)

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