ブログ版/不動産業界の歩き方
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火の用心
家は燃えます。私が仲介した家が火災で全焼した事もありますし、放火の被害者から「土地」の売却依頼を受けた事もあります。アパートを案内しようとしたら、全焼した後だった事もあります。

全焼してしまった場合、所有者は解体工事の見積りを急ぐ必要があります。全焼といっても更地になったわけではありません。屋根や柱が半端に残っていたりします。建物の基礎も残ってます。

中途半端に燃え残った場合、風で倒壊する場合もあり危険です。警察や消防署の調査が終わり、保険会社の了承を得たら、早めに解体するべきです。

解体する時は、隣地とのブロックや境界石に気をつけなければなりません。通常の解体工事と違い、メチャクチャになっている現場ですので、どこに何があるか判別できないケースもあります。

解体が終わったら、建物の滅失登記も必要です。建物の滅失登記には罹災証明書が必要です。消防署に「罹災届」を出して、証明書を発行してもらいます。

ちなみに、建物の滅失登記をすれば固定資産税が安くなると思っている人もいますが、建物の固定資産税が無くなっても、土地の固定資産税が高くなる場合もあります。

火災は突然の事ですし、急に相談されても分からない事ばかりです。そんな時に良いアドバイスができるよう、暇な時にいろいろ調べておきましょう。ご用心。

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