ブログ版/不動産業界の歩き方
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雑談098
○アパート等の家賃を滞納する人には、いくつかのタイプがありますが、その中でも、面白いタイプをご紹介しましょう。滞納者の多くは、滞納をしても催促されるまで連絡をしてこない者が多いですが、催促をされる前に滞納者自ら連絡をしてくる者もいます。

ま、礼儀としては当然だし、事情があって支払いが遅れた場合の対応として適切であると言えます。・・が、しかし・・誠実とか真面目とかではなく・・熟練したプロ滞納者(笑)の場合もあるんですよ。

初めて滞納をした時の連絡では・・自分から先に連絡をしてきて、『事情があり、本日の振込みができませんでした。必ず明日、入金いたします。ご迷惑をおかけして本当に申し訳けありません。』の台詞に感動すら覚えますが・・

翌日も支払わず、やはり自分から連絡をしてきて、『すみません。本日には振り込むとお約束しましたが、間に合いませんでした。明日は必ず振込みいたします。』・・と真面目な台詞をいいます。・・で、次の日も払わず、同じことの繰り返し・・。

ま、数日~1週間程度で払うケースが多いですが・・翌月の支払い日も、また同じ連絡がきます。ま、ハッキリ言って、常習犯です。『本当に申しわけありません。今回だけは信じてください。絶対に、必ず払います。』・・と言い続けて半年も滞納する玄人には、不動産賃料滞納技能士の称号を与えるべきかもしれません。(笑)
ジョーカー
○知人の社長さんが、またまた、謎めいた話を聞かせてくれました。要点をカンタンに言うと・・ある業者から物件確認があったそうですが・・その業者は、地元で数千室の管理物件を保有する賃貸管理会社で・・空室だけでも300室~500室はあり・・

来店客のいかなる要望にも答えられる幅広い物件を確保している会社なのに・・少ししか管理物件の無い知人の社長さんへ物件確認の電話をしてきた・・『なんでかな?』と聞くので・・私の推測を助言しました。

その会社は、地元ナンバー1と言えるほどの管理物件数です。営業社員も自社の空室しか紹介しないスタイルです。ま、当然ですよね。大手アパート建築業者の代理店でもあり、賃貸物件の入居条件は厳しく、必ず家賃保証会社の審査を要します。

だから、管理物件の賃料の滞納は無いはずですが・・よく考えると、【例外】があります。他業者が管理していたアパート等の管理を引き継いだケースです。それまでは家賃保証会社とは無縁の管理だったわけで・・

管理を引き継いだ段階で、既に、賃料の滞納記録を更新中の悪質な賃借人がいるわけです。・・で、どうにもなんない・・そこで・・他業者の管理物件に引越しさせてサヨナラ・・というプランです。

立ち退きさえ終われば・・空いた部屋は家賃保証会社を通して、安全確実な賃貸契約をするつもりなのでしょう。普段は他業者の物件なんか絶対に仲介しない会社が・・そんな時だけは物件確認してくるんですよ。(笑)

トランプゲームのババ抜きと同じです。悪質な賃借人はジョーカーです。そのカードが自分のところへきてしまったら・・さっさと別の人に、そのカードを引かせようとする・・ま、そんなかんじだと思いますよ。御社も、ご用心。
排水トラップ
○数日前のことです。知人の社長さんと話をしていた時ですが、『アパートの空室に小さな虫の死骸が散らばっているので、後で掃き掃除に行く。』 『臭いもあるので換気もする。』 『原因不明。』・・と言うので、私はビックリしました。

あ、もちろん、【小さな虫の死骸】と【臭い】の原因は1秒でわかりましたよ。・・一応、社長さんに、『排水トラップ・・って聞いた事ありますよね?』と確認しましたが、『何それ?』という返答だったので、丁寧に説明しました。

アパートに限りませんが、浴室や洗面台、キッチン、トイレの排水管は、途中で上下に、グネグネにというか、S字やN字状に変形させてあり、その部分には水が溜まるようになっています。それにより空気は遮断されます。

その効果で、空気、悪臭、ガス、害虫・・等の侵入を防いでいるわけですが・・長期間、空室の物件は・・排水管のトラップに溜まっていた水が・・蒸発して無くなります。・・すると・・排水管を逆行して、下から悪臭や虫が上がってくるわけです。

ま、半年も空室にすれば、トラップの水は無くなると思います。夏場はもっと速いです。他業者の物件を案内した時に、室内に臭いがあり、小さな虫の死骸を見つけると・・(この物件、半年は空いているな・・なかなか決まらない物件なんだな・・)と推測できます。

対策はカンタンです。空室の期間が長い物件には、ペットボトルに水を入れて持って行き・・キッチン、洗面台、浴室、洗濯機の防水パン・・それぞれの排水口に水をこぼすだけです。コップ3~5杯程度かな。大量にこぼしても意味はありません。トラップに溜まる量は限られています。

・・で、そんな話を社長さんにしたところ・・『長年の謎が解けたよ。』と言ってました。私がビックリした理由?・・そんな事も知らない社長さんが、30年以上も不動産屋(賃貸管理)をやってこれた事に・・ビックリしたのです。(笑)ま、ご用心。

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